コラム COLUMN
矯正治療中に摂りたい「食事レシピ」
こんにちは。
大和田駅の歯医者「大和田駅前朝霧歯科クリニック」です。
「矯正中の食事って、どんなことに気をつけたらいいの?」など、矯正中のお食事について疑問点はありませんか。
矯正中でも「これは食べてはいけません」というような厳しい食事制限はありません。ただ、食べ方に工夫が必要な食べ物や、できるなら控えていただきたい食べ物はあります。
また、矯正治療がスムーズに進むように、摂っていただきたい栄養素などもあります。
今回は矯正治療中でもおいしく食事を楽しんでいただけるような「食事レシピ」をご紹介しましょう。
硬い食べ物や粘着性のある食べ物には注意が必要です。
おせんべいなどを前歯でかじろうとすると、器具が破損するおそれがあります。
また、ガムやキャラメル、おもちなどは器具にくっつきやすく、無理に剝がそうとすると器具が外れてしまう可能性があります。
これらの食べ物はできるだけ控えていただいたほうがいいでしょう。
お肉など前歯で噛み切るような硬い食べ物は、あらかじめ小さく切ってから奥歯でかむようにしてください。
えのきやもやしなど細い食べ物は装置に挟まりやすいです。人前で食事をするときは避けるようにした方が安心でしょう。
矯正治療を始めた最初のころは、お口の中の器具に慣れず、食事がおっくうに感じる方がいらっしゃいます。
食事を控えるようになってしまうと、必要な栄養を摂取できず、いろいろなトラブルをおこしてしまう可能性があります。
3食しっかり食べて、バランスのよい食事ができるように心がけてください。
●主食・・・ご飯やパンなどの糖質
●主菜・・・肉、魚、卵や大豆製品などのタンパク質や脂質
●副菜・・・野菜などのビタミン、ミネラル、食物繊維
これらの食材とともに、歯の主な栄養素であるカルシウムを補うために、チーズや牛乳などを組み合わせながら、メニューを工夫しましょう。
矯正を始めて痛みを感じるときは、おかゆやお茶漬けなど、あまりかまなくても食べられるメニューがおすすめです。
例えば、サケにはビタミンB6が多く含まれており、口内炎の予防や回復に効果があります。
慣れない器具による口内炎の予防に、小さくほぐしたサケフレークと一緒に煮たサケ雑炊などはいかがでしょうか。
また、牛乳をたっぷり使ってカルシウムが摂取できるグラタンやホワイトシチューなども、矯正治療中でもおいしく食べられるメニューです。
野菜や肉は小さく切り、やわらかく煮込んでください。一緒にご飯やパンを浸して食べると栄養もしっかり摂れます。
慣れてくると痛みもやわらぎ、食事もご自身で工夫しながら、今まで通り楽しめるようになる方がほとんどです。
当院では、矯正中でも快適に過ごせるようにいろいろなアドバイスをさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
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